fs_moodleをVectorに登録

http://www.vector.co.jp/soft/data/edu/se478552.html

 2007年6月に完成して初公開,それから途切れることなくバージョンアップを続けてきたeラーニングシステムMoodleの日本ローカライズ+機能拡張版パッケージfs_moodleVectorに公開しました.Moodle自体がGPL (GNU General Public License)なので,基本的にその改良版であるfs_moodleは公開して良い(というか,公開しなくてはいけない)ことになっているはずです.ただ,なんとなく商業ベースのサイトに公開するのは憚られたので,当方のサイト上で細々と公開していました(一月あたり約50ダウンロード).

 米国におけるリーマンショックによる不況の影響で,今年のMATCは中止になってしまいました...賞金はともかくとして,立ち遅れている日本国内のeラーニング化を進める契機になると期待していただけに残念です.マイクロソフトも今年になってから教育分野への参入/貢献を意識し始めました
http://www.computerworld.jp/topics/osst/156370.html).国も(旧内閣の下の方針ではありますが)スクールニューディール政策を推進するなど,保守的な教育現場の尻叩きを考えています(http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/06/attach/1270335.htm).本校がMoodleを活用していることは読売新聞(http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20081105-OYT8T00201.htm)に取り上げられたりもしました.タイミングとしては鈴鹿高専の名前を売るのは今年が最適だと考えています.

 メロン財団のアワードで国内におけるMoodle知名度向上(というか,無償のeラーニングシステムが存在するよ,という情報の周知)を図る作戦は思わぬ伏兵により頓挫しましたが,Vectorに登録することで多くの人たちの目に触れることが期待できます.
 さらにレビュー記事を書いて貰えたら...ちょっとこれは無理かな^^; いやいや,皆さんが”ベクターアワード”(http://www.vector.co.jp/award/)に投票してくれれば,もしかしたら”学習・プログラミング”部門でトップを取れるかも知れません.是非とも投票お願いします.