APC製PowerChute Business Edition for Windowsの注意点

 これからAPC社製UPSを購入するWindowsユーザの方に注意をしておきます.
 Smart-UPSに対応するアプリケーションはPowerChute Business Edition for Windowsです.1万円くらいでしょうか.UPSで保護されるコンピュータ(つまりシャットダウンを行うコンピュータ)1台につき1ライセンスが必要です.今回は2ライセンス購入しました.
 Windowsコンピュータ上にVMwareServer/VMwarePlayerがインストールされている,あるいはOSがWindowsServerでありHyper-Vが有効な場合,PowerChuteのWindowsエージェントおよびWindowsコンソールはインストールできません.後からVMware等をインストールした場合は起動しないとのことです.なお,Windowsコンソールだけはインストールできましたが...あまり意味がありません.

 探すのは大変ですが,以下のURLの注の欄に明記されています.
http://sturgeon.apcc.com/kbase.nsf/6762245fd50a54bf49256d320025986e/a0b43001d8f93aa049257340002b2146?OpenDocument#PCBE_Win

 Smart−UPSは本体では感度の調整(3段階)しか設定が変更できません.細かな調整を行うにはPowerChuteが必要です.考えられる手は,PowerChuteをインストールしたノートPCを持ってUPS間をウロウロと歩き回ることでしょうか.(サポートの方は「そうそう」と言っていました^^; 対応は丁寧なのですけれども).

 これは困りましたね.VMwareServerに対応したライセンスでもあって,それを追加すれば良いということでは無いとのことですので,戦略的な問題ではなく技術的な問題? うーん,やはり戦略的なのかな.一応,VMwareServerがインストールされたPC上でもPowerChuteが動作するように改善して下さい,という要望を上げておいて貰いました.ライセンスが切れる1年の間に改善されるとは思えませんけれども...

#でも,VMwareなどがインストールされている貴重なサーバだからUPSで守りたいのですけれどもね.

ちなみにPowerChute Personal Edition(別の家庭用UPSに付属)は,以前に問題なくインストールできました.うーむ,なんでだろう.